手賀沼近くの水の館で遊ぼう!歴史を知りプラネタリウムで感動を

水の館外観 遊び場
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今回は、水の館をご紹介します。

水、空、鳥、そして、我孫子の歴史を学ぶことが出来るアカデミックなスポットです。

目次を見て下さい!

もはや、都心に近いミニテーマパークと言っても過言ではありません。

 

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水の館で楽しく学ぼう!

水の館は、もともと手賀沼の水質改善を啓蒙する展示施設でした。

現在は、当時の意向を引き継ぎつつ、我孫子の良さを紹介する場となっています。

手賀沼ステーションで手賀沼を知ろう!

手賀沼ステーションは、1階にあります。

手賀沼に生息する鳥や魚を紹介している展示コーナーです。

1年を通して84種もの鳥を見ることが出来るとは驚きですね。

どの場所でどんな鳥が生息しているかもマップで説明しています。

鳥類生息マップ

手賀沼に生息する鳥の分布を説明しています

魚の紹介はパネル展示とちょっとした水槽での展示です。

ミナミメダカ、モツゴ、ギンブナ、コイ、ゲンゴロウブナ、うなぎなどが紹介されています。

手賀沼に生息する魚の紹介

手賀沼に生息する魚たち

私が小学生のころは、手賀沼ヘラブナ大会というイベントが毎年秋に開催されていました。

釣りは大人も子供も関係なく実力勝負。魚の大きさを競う大会でした。

上手な方は綺麗な形をしたヘラブナを釣っていて、すごいなーと思ったものです。

手賀沼では今でも釣り人がたくさんいますね。特に、下流の手賀川との境目あたりに多いです。

手賀沼ステーションへ行って釣りがしたくなった方は、水の館の隣に釣堀があります。

挑戦してみてはいかがでしょうか。

環境学習コーナーのタッチパネルで遊ぼう!

開館当初の展示物をタッチパネル式のモニターでギュッと凝縮した感じです。

「手賀沼水中散歩」と題したデジタルサイネージが環境学習コーナーです。

タッチパネルを操作すると手賀沼に生息する生き物を学ぶことが出来ます。

子供って、物心ついた時からスマホに興味を持ちますよね。

自分の体に近い大きさのタッチパネルで遊べるなんて、子供達には最高ですね。

手賀沼学習コーナーは手賀沼ゆかりの文化人も学べます

2階へ上がってすぐのところに、もう一つのタッチパネルがあります。

こちらも手賀沼に生息する魚や鳥を学ぶことが出来ますが、こちらはクイズ形式です。

時間が経つのは、あっという間ですよ。

水の館、なのに、我孫子の歴史入門

2階の奥は、旧石器時代から現在までの手賀沼と我孫子の歴史を紹介した展示物があります。

我孫子で出土された縄文時代の土器はガラスケースにも入っておらず、迫力があります。

当然、触ってはいけないのでしょうけど。

我孫子で出土した土器

触れませんが間近で見れます

これらは恐らく市民会館で展示していたものから厳選して展示しているようですね。

(市民会館は老朽化で解体され、現在は名戸ヶ谷あびこ病院になっています)

水の館、なのに、手賀沼ゆかりの文化人を学ぶ

手賀沼ゆかりの文化人と言ってもピンとこないですよね。

明治40年頃から昭和初期までは、我孫子は今の軽井沢のような別荘地だったそうなのです!

手賀沼の絶景を楽しむため、当時の作家たちは、我孫子に住み着いたそうです。

我孫子が別荘地だったことを記す記述

我孫子で育った方たちは、社会の授業で白樺派の文豪たちが住んだ町であることを学びます。

私も多分に漏れず学んだ1人ですが、久しぶりに水の館に行き、この資料を見て驚きました。

あの柔道を提唱したことで有名な嘉納治五郎が別荘を我孫子に持っていたなんて!

嘉納治五郎の紹介

嘉納治五郎の説明

しかも、嘉納治五郎が別荘を持たなければ、白樺派の文豪達は我孫子に居を構えなかった!

全然知りませんでした。

私は我孫子剣道連盟で剣道を習っていたのですが、市民大会で頂いた手ぬぐいを思い出しました。

書いてあったのは、「達必力」(つとむれば必ず達す、と読みます)。

嘉納治五郎書の達必力

嘉納治五郎像が手賀沼を望む

これも嘉納治五郎さんの書によるものだということを今回初めて知りました。

我孫子って、過去の歴史や文化を大切にしているな、と思いました。

そうそう。白樺派の話は、別の記事で書きますので、お楽しみに。

プラネタリウムの入り口は3階。

土日祝日のみ上映しています。

高校生以上100円、中学生以下は無料です。

安い!と思いますよね。1回15分程度だからです。

プラネタリウムの入り口は3階に上がって左手なのですが、チケット売り場は右奥にあります。

ちょっとわかりにくい!

防犯上の都合でしょうか、我孫子市の環境経済部に券売機があります。納得。

2020年10月現在、プラネタリウムは通常の収容人数ではなく、25名までとしていました。

上映内容は、定期的に変更されており、毎回新しい気づきが得られます。

平日に10名以上で行くことが出来れば、団体予約が出来ますよ。

水の館プラネタリウム発券所

 

展望室 手賀沼一望のおすすめスポット

展望室は4階。ドーナツ状の廊下で全方位ガラス張りのエリアです。

エレベーターで簡単に行けますが、私は螺旋階段で行くことを断然おすすめします。

観光している感が出ますし、市の職員の方が作成したクイズが随所に貼ってあるからです。

展望室まであと何段かも書いてありますから、ワクワクしながら階段を上れます。

手賀沼が一望出来るのはもちろん、街並みも遠くまで見ることが出来ます。

水の館展望室から我孫子の街を望む

展望室から我孫子を望む

展望室からは、手賀大橋が見えます。

この橋は、柏のデザインナンバープレートのモチーフになっています。

おすすめは冬の夕方。手賀沼、手賀大橋と夕日を見る絶好のポイントです!

水の館展望室から夕焼けを見た写真

展望室の夕焼けは最高!

 

あびこん! 農産物直売所でお買いもの

「あびこん」は、我孫子で採れた野菜や米を購入出来ます。

珍しい食材もありました。ソーセジの中身も真空パック。

我孫子の農産物だけでなく、なのに下田海産物も販売しています。

どうやら、我孫子駅から伊豆急下田駅までを臨時特急が直通運転しているご縁のようですね。

まるで道の駅です。帰る前に必ず立ち寄ると良いと思いますよ。

都心に近いのに観光地へ来た気分になれます。

あびこんの隣には「米舞亭(まいまいてい)」というちょっとしたお食事スペースもあります。

カレー、定食、そば、うどんがありますが、米がおいしいので、カレーか定食がおすすめです。

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授乳室もおむつ替えも出来る。小さなお子様もお年寄りも安心。

水の館は1階から3階までトイレがあります。

2階には、授乳スペースがあって、3階にはおむつ替えスペースもあります。

手賀沼親水公園で遊べますし、トイレも綺麗。小さなお子様がいても安心ですね。

お年寄りの方は1階の広いトイレを使うことが出来ますし、エレベータもあるので安心です。

 

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水の館の場所と行き方

水の館は、手賀沼親水広場の隣です。

詳しくは、「手賀沼親水広場で遊ぼう!小さなお子様も安心の水遊びエリア」に書きました。

⇒『水の館の場所と行き方』はこちら

 

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最後に

いかがでしょうか。

手ぶらでも雨でも楽しめる良いところですよね。

最後に、参考までに水の館開設の歴史をひも解いておきましょう。

水の館は、もともと千葉県の施設でした。

開設は1991年で、当時の手賀沼は日本一汚れた沼。

千葉県がその汚名を晴らすべく、環境保全の大切さを伝えるために整備した施設です。

懸命の水質改善の甲斐あって、手賀沼は2001年に全国ワーストワンの沼から脱却。

2015年に我孫子市の施設となり、引き続き水質保全活動の一環として存続しています。

我孫子市の施設になって以降、地元の情報発信基地としても活躍していることは記述の通りです。

とても良いところなので、末永く運営して欲しいですね。

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